神戸起業操練所メンバーにインタビュー

神戸起業操練所(以下操練所):岩田さんのパラレルコミュニティコーディネーターの活動について教えてください。

 

岩田さん:私はパラレルコミュニティコーディネーターとして、神戸を中心に複数のコミュニティに関わり、それぞれのコミュニティ同士も<場×チャンス×情報>を有機的につながり、思いを形にできたり、新しいものが生まれたりする場づくりをしていきます。

 

操練所:岩田さんには、神戸起業操練所の女性コミュニティ【KOBE起業女子】でもナビゲーターとして昨年度から活躍していただいていますね!

 

岩田さん: はい、ちょうど1年くらい前からコミュニティを仕事にできないかなと思い、活動を始めたんですが、コミュニティコーディネーターという仕事があると知り、コミュニティを運営する人、利用者、関係者や地域を繋ぎコミュニティの運営や活動を組み立てていくという役割ということで私がやっていきたいことに近いなぁと思いました。

<一番左が岩田さん>

操練所:神戸起業操練所のメンバーさんの大半が男性で、起業女子の方にももっと集まっていただきたいなという事で、岩田さんにお声かけさせて頂きました。おかげ様で起業女子が徐々にあつまって来て嬉しい限りです。

 

岩田さん: コワーキングスペースや様々なコミュニティに関わっていくと、コミュニティ間を繋ぐ人がいないことに気付いたので、それをパラレル(複数)のコミュニティですることにしました。

 

操練所: 素敵ですね。具体的にはどのような事をされているのですか?

 

岩田さん:具体的なお仕事内容としては、会員同士のコミュニケーションや関係作り、イベントの企画、コミュニティの背策立案などコミュニティの作り始め~運用全般に関わります。他のコミュニティのイベントや知り合いを紹介したり色んな人×情報×チャンスが繋がるようにしています。

 

操練所:なるほど。岩田さんは、複数の場所でお仕事をされているとの事ですが、数か所同時進行でお仕事をするのはスケジュール管理や、いろいろ大変でないですか?楽しい事の方が勝っているのでしょうか?

 

岩田さん:そうですね。。。自己管理が得意なほうではないので、スケジュールの調整やタスク管理は日々苦戦しています(笑) 前職は貿易事務だったんですが、決められたことを正確にやる仕事は向いていないということがわかったので、今の方がずっと自分らしく働いている感じがします。

 

操練所:フリーランスになる準備は前職在職中からされていたのですか? 

 

岩田さん:当初はフリーランスになると決めていたわけではなかったので、経済的な計画や長期的なキャリア形成を考えていなかったのですが、最近は将来のビジョンが見えてきたので、腰を据えてこの仕事でキャリアアップを目指して取り組んでいます。特に今はコロナの影響でみなさん大変な状況だと思うのですが、だからこそ私のような存在が必要だと思ってもらえるようになりたいですね。毎日が「楽(らく)ではないけど楽しい」という感じです。

 

操練所 :「楽(らく)ではないけど楽しい」って、名言ですね! 働く上でものすごく重要だと思います。 コミュニティ活動をライフワークとされている岩田さんですが、そもそも、なぜ “コミュニティ”なのですか? 興味を持ったきっかけなどあれば教えてください。

 

岩田さん:私は5年前に転職をきっかけに神戸で1人暮らしを始めました。その前職がかなりのハードワークで、やっと手に入れたOL生活だったんですが、周りに友達もおらず、せっかくできた自分の自由な時間の使い方がわかららず、愕然としました。

そんな時、英会話のコミュニティに参加して、<家と会社以外で出会う、英語をいう共通の目的で集まるポジティブな人との関わりの楽しさ>に感動しました。

それがきっかけでコミュニティに可能性を感じ、その英会話コミュニティのスタッフをしたり、自分でも英会話コミュニティを立ち上げて、オンラインサロンなどの活動をしているうちに、仕事よりプライベートの自分が大きくなってしまって、ある時思い立って仕事にしてみることにしました。

 

操練所:仕事にしてみるって大きな一歩ですね。

 

岩田さん:はい。また、TEDで「What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness…?よい人生をもたらすものとは?幸せに関する最長の研究の結果からの学び」というスピーチがあるのですが、ハーバード大学の75年の実験結果から「幸せで健康な人は、よい人間関係を持っている」ということがわかりました。それって、コミュニティなのかもしれないなぁと。人生100年時代や社会が多様化する中でコミュニティの可能性はまだまだ広がると考えています。

 

操練所:それは、まさに ターニングポイントですね。岩田さんがコミュニティづくりで大切にしている事はありますか?

 

岩田さん:コミュニティ、コミュニティと言っているものの、「なぜ、コミュニティを作るのか?」というそもそもの問いを大事にしてます。「コミュニティを作りたいんです」という話はよく聞くんですが、その目的は? それって本当にコミュニティを作ることで達成できるのかな?って考えています。価値のある場所に人は集まるので、コミュニティだけ作ろうとしても人は来ないし、続かない。それに、“コミュニティ”っていきなり差し出されても抵抗感を感じる人も多いです。なので、目的があって、それを達成するためにコミュニティがあって、人が集まって、やりたいことができる、そんなコミュニティができたらいいなぁと思っています。

 

操練所:たしかに、”コミュニティ”を作ることは目的ではなく、手段の1つという事で、その目的が何か?という事が大切という事ですね。納得です。

最後に今後の岩田さんの目標があれば教えてください。

 

岩田さん:当面の目標は、パラレルコミュニティコーディネーターとしてのキャリアを作っていくこと、つまり、私が生きるメディアになることですね。

私がメディア(=媒体)として、色んな人やコミュニティ、情報と繋がり、色んな方法で発信することで、思いを形にする人が増えたり、新しいものが生まれたらいいなぁって。そうして、自分らしく働けたり生きれる社会を作りたいと思っています。よく、「コミュニティの力で自分の人生のストーリーを生きる人が増える社会を作りたい」と話しているのですが、私自身がコミュニティを通じて自分らしく生きることや働くことができてきました。

人生100年時代と言われ、自律分散型社会へと向かう中、より個人が複数の役割、肩書を持ち、社会と関わる可能性は高まっています。

その中で、より豊かに、自分らしく生きていくために、様々な人と場、コミュニティと関わり、新たなチャンスに出会うことで、自分の人生のストーリーを生きていくことができるのではないか、と考えています。

 

操練所:社会を豊かに、自分を豊かに。素敵な目標ですね。貴重なお話ありがとうございました。

 

<インタビュー後記>

人当たりはソフトでふわっと女性らしい印象の岩田さん。その個性でKOBE起業女子コミュニティでは参加者の方々を心地よくつなぐナビゲーターとして大活躍頂いておりますが、インタビューでは、岩田さんの、情熱と芯の強さを感じました。新たな働き方のパイオニアとして、ますますのご活躍楽しみにしています。

★岩田さんがナビゲーターを勤めるオンラインイベント情報:

4/22&4/28 【noteで発信力を高めるオンライン体験会】https://kobe-ksj.jp/event/0422/

 

<プロフィール>

岩田 加奈美(いわたかなみ)さん/ かなみん

大阪府出身・神戸在住。人と<情報×場×チャンス>が有機的につながり新しい価値が生まれる、想いを形にする人が増える場づくりを仕事にすべく、2019年2月からパラレルコミュニティコーディネーターとしてキャリアを開始。複数のコワーキングスペースやコミュニティで働きながら、プライベートでもKOBE ENGLISH SALONの主宰やオンラインサロンなどのコミュニティ活動を趣味にしている。

★岩田さんのnoteベージはコチラ→ https://note.com/kanamin823

 

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