先日、全3回 デザイン思考でビジネスモデルを最適化! DAY3 終了しました。
今回も、神戸の街を元気にしたいというコンセプトのもとに集まった、経営コンサルタントのグループKobe Consulting Groupより、芹生氏にお越しいただき、前半は、IoT、5G、AIとビジネスモデルを中心にお話しいただき、後半は参加者が作成したビジネスの発表会を行いました。
前半パートでは、以外に関係ないと考えられがちな、IoT、AI、5Gなどですが、私たちが知るサービスに組み込まれていたり、これから、導入が進んでいくとお話しされ、これらを導入する際に、必要になるのがデザイン思考とお話しされていました。

なぜ、デザイン思考が必要なのかをお話しする前に、デザイン思考とは何かの説明していただきました。
デザイン思考とは、簡単に言うと、ユーザーも気づかない課題・ニーズをとらえ、解決する解決手法のことで、問題発見プロセスの共感(観察)、定義、課題解決のプロセスをアイデア、プロトタイプ、テストの5つのプロセスがあります。
共感・観察…利用者や顧客を観察
定義…問題の本質を発見
アイデア…ブレインストーミングで解決のアイデアを出来るだけたくさんだし。
プロトタイプ…アイデアを絞り、プロトタイプを作成
テスト…プロトタイプのテスト
この、一連の流れを素早く行うことが必要だといいます。
シリコンバレーでは、一般的に4000のアイデアが出され、うち、200余りのプロトタイプを作り、12の製品が量産され、その中でヒットするのは2~3製品だそうです。
では、なぜ、このデザイン思考が必要になるのか?
今までは、作れば物が売れる時代であったが、今は物があふれている。なので、ユーザーのニーズを見出すことが難しい。
なので、ユーザーが気づかないような本質的な課題を解決する方法を探る必要があるからだそうです。
前半のデジタルトランスフォーメーションとデザイン思考のセミナーは基礎から学べ、アンケートでも大変好評でした。
後半は、ビジネスモデルキャンパスを用いて作成した、ビジネスモデルの発表会を行いました。
ビジネスモデルキャンパスは、考えている、事業計画をWho、How、Why、What、How muchの視点で切り分け、明確にして、事業計画書に落とし込む準備になるフレームワークです。
お互いの表面的なビジネスモデルを知るだけでなく、ビジネスモデルキャンパスを作成する視点やターゲティングの方法など、ビジネスモデルの裏側も知り、改善ポイントも見えたと思います。
講師の先生から、不明点や懸念点などもあり、当初の予定を超えて、イベントが終了しました。
ご参加いただきました皆様、金曜日の夜にイベントにご参加いただきありがとうございました。