『Projection-KOBE ~クリエイティブディレクション講座~』参加者レポート

クリエイティブディレクションという考え方を体系化しビジネスを成功に導くための技術を学ぶ連続プログラムで、ケーススタディとして企業の課題を通し実践的なスキルを学ぶ講座『Projection-KOBE ~クリエイティブディレクション講座~』

講師:

冨士武徳氏 株式会社ノンバーバル
代表取締役 / ブランディングディレクター

鈴木真輔氏 bold 代表
グラフィックデザイナー/ アートディレクター

<参加企業>
株式会社 シンシア https://www.sincere-inc.jp/

以前のレポート↓

Vol.1

Vol.2

Vol.3

Vol.4

Vol.5

【受講者レポート①】

~クリエイティブディレクションを肌で感じる~

廣狩拓也 Web制作サービス事業 ヒロガル

 

2020年1月から3月にかけて、クリエイティブディレクションのスキルを学ぶ

「Projection-KOBE」が開催されました。クリエイティブディレクションとは、企業課題

や戦略を把握し、市場環境を理解し、解決策を企画・設計するスキルです。

「Projection-KOBE」は、人から学ぶことが難しいと思われるクリエイティブディレクションのスキルを、実際の企業の課題を通して実践的に学ぶことができる講座です。

参加者はフリーランスとして働くデザイナーやライター、これから起業される方や企業に勤めながらクリエイティブディレクションのスキルを学びたい方など、職種や状況も様々な方が集まりました。

約3カ月に渡り全5回で開催された講座ですが、一番のポイントはインプットとアウトプットの双方を行いながら学べるということではないでしょうか。

現役のクリエイティブディレクターのお二人から、携われてきた事例を通して理論や考え方を学び、一方で「実際の企業の課題」を題材に、学んだ理論をもとにアウトプットを行っていく。この学ぶ(インプット)⇒考える⇒伝える(アウトプット)⇒フィードバックを繰り返すことでより実践的に学ぶことができました。

特にアウトプットを行うことで、そこにフィードバックをいただいたり、周りの方の考えや発想を知ることができ、インプットしたことをもう一度見直し、活用してブラッシュアップしていくという良い循環ができました。

【クリエイティブディレクションを体感する】

そして今回「実際の企業の課題」として選ばれたのが

「”タブレット型歯磨き粉” C520」です。

C520は株式会社シンシアから発売される、世界初のWAKI(シコニン)配合のタブレット型の歯磨き粉です。

今回はそのC520を「習慣化する」する、ということをテーマに、クリエイティブディレクションの中でも特にブランディングとプロモーションに重きを置いた講義や発表が行われました。

第1回と2回、5回は株式会社ノンバーバルの冨士武徳氏、

第3回と4回はboldの鈴木真輔氏というお二方にご講義いただきました。

第1回はクリエイティブディレクションの基本的な考えの講義とテーマの発表が行われ、

第2回はそれを基にC520のプロモーションアイデアを皆で発表いたしました。

第3回は講師が鈴木氏に代わり、あえて”合理的ではない”発想で考える「クリエイティブジャンプ」という手法を取り入れ、アイデアを飛躍させるという試みが行われました。

発想を飛躍させるという手法なので、

「忍者のアイテムにする」

「フランスパンの最後にC520を入れて最後に噛めるようにする」

というようなとてもユニークなアイデアも飛び出しました。

第4回は、前回のアイデアを各々がブラッシュアップしたものを、最終プレゼンに向けてプレプレゼンを行いました。

この段階ではまだ多くの方がアイデアをどうプランに落とし込むか模索しているように感じられました。

それに対し、鈴木氏から一人ずつフィードバックをいただき、最終プレゼンに向けて最後の仕上げを行っていきました。

ちなみに第4回から新型コロナウイルスの影響で、Zoomを用いたオンラインでの講義となりました。

想定外のことだとは思いますが、意外とやってみるとできることも多くあり、今後の実務でも活用できそうと感じられた方は多かったのではないでしょうか。

そして第5回の最終プレゼンは、自分のプレゼンを動画に収めて、それをZoomで放映するという形で行われました。この形式は私も初めてだったので少し慣れない部分もありましたが、自分のプレゼンを客観的に確認でき、撮り直しができるという点はプランをよりブラッシュアップする意味では良かった点かと思います。プレゼンではこれまでのプランをブラッシュアップされてきた方や、まったく違うプランでこられた方もいました。それぞれ着眼点が異なり、特に個人的には女性の観点というのは、やはり男性とはかなり異なっていたのがとても興味深かったです。

全員のプレゼンの最後に、冨士氏からそれぞれに対してのフィードバック、総評や実務におけるクリエイティブディレクションの進め方をご講義いただき、「Projection-KOBE」は終了しました。

【Projection-KOBEを受講して…】

最終プレゼンでは、皆それぞれの個性が表れた素晴らしいプランに仕上がっていました。ただ実際のビジネスで、クライアントの前で決まるのは1つのプランだけです。その中で私が今回の講義を通して特に耳に残った言葉が

「未来をみせる」と「伴走する」という言葉です。

「未来をみせる」とは、その言葉通り、クライアントに対しそのビジネスを展開していった先の未来をイメージさせることです。こんなに広まっていて、こんなに喜んでもらっていて、こんな展開を行っている、というようなワクワクするような未来です。

その未来をより具体的に、説得力をもってみせるために必要なのがクリエイティブディレクションのスキルです。今回の講義を通じ、クリエイティブディレクションというのは、そのスキルを駆使しいかにクライアントに「ワクワクする」未来をみせれるか、ということが大切だと感じました。

またクリエイティブディレクションというのは、一度きりでできるものではなく、クライアントに寄り添い

「伴走」しながら方向性を示し進んでいかなければならない。「ワクワクする」未来を実現していくには長期的なスパンでクライアントと協力的に、伴走するように進めていかなければならない。という言葉もとても印象に残りました。

今すぐにできることと、さらに学びを深めていかなければならないことと双方ありますが、今回の講座で得たことを今後のビジネスに活かしていきたいと思います。

【受講者レポート②】

一棟貸切古民家宿GLAMINKA  代表 大野篤史 氏

<大野さんの以前のインタビュー記事はコチラ

【KEEP health KEEP earth】

この一年glaminkaの魅力を引き出し、うまく伝えられるよう「ブランディング」について数多くの講習会に参加してきました。

先日参加したのが、神戸起業操練所主催のクリエイティブディレクション神戸。実在する企業の課題について、集まったクリエイターがアイデアを提案するという実践的な講座。全5回。

今回の企業課題提案は、SiNCERE incさん。

新発売するタブレット歯磨きC520のブランディング、販路開拓がテーマでした。5回中2回は、コロナ対策でzoomでのネット会議になりましたが、とても有意義な講座になりました。

①講師の冨士さんと鈴木さんのブランディングの切り口を両極面から話が聞けたこと。雰囲気を例えるなら、BARと大衆居酒屋的な感じ

②様々なクリエイターのアプローチ方法の違いを感じたこと。言葉分析型、マニュアル型、情報収集型、マイワールド型…などなど

③まだまだ語りたいと最終回を終えたこと。

やはり、実戦編は気持ちが強く入り、やりがいともに満足度の高い講座だと感じました。

実は、一年ちょい前に神戸起業操練所で開催された「スカイマーク」さんへ企業提案する実践講座に参加しクリエイターの世界に感動した記憶があります。あの頃より少し成長できたかな。今回課題から、見出したのは3つ。

①歯磨きタブレットの習慣化
②値段面のクリア。25粒で、1430円
③歯磨き粉やブレスケアとの違いを伝えること

そこで、天然由来の成分を使用していることから、コンセプトを「KEEP health KEEP earth」とし、パッケージの材質変更や、詰め替え案も含めて、口腔内の健康を保ちつつ、地球環境を保つというブランドストーリーを構築。

販路開拓は、個人とオフィスからの二方向攻め「次の旅行はたくさん友達くるし、来て行く服は、少し奮発しちゃおかな。」という、お財布の紐が緩みがち且つ、アイテム自慢タイムの豊富な旅行シーンに置くことで、

値段に対する抵抗感を…

エチケット最優先オフィス街では、意識高い会社の…

デキルあいつ(会社)が使ってるなら…

素材は、経年変化を楽しめる…

パッケージでアクションを…

非日常から日常への…

愛着を生むために…

だからCMは…

□□□□…

持ってて鼻の穴が膨らむアイテム
触って、使って、見せて、鼻の穴が膨らむアイテム
自分の心が膨らむアイテム。
そこからの…

文章作ってたら、皆さんと意見交換したくなりました。

今後glaminkaの魅力を引き出し、うまく伝えられるよう「ブランディング」を活用したいと思います。

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